今朝、テレビで82歳で220キロのマグロを吊り上げる
漁師を見た。まったく凄い。
マグロとの1対1の戦いは、まさにヘミングウェイの
「老人と海」みたいだった。
あれを見ると、ひょっとしてわしも80代、90代でもう1本、
ヒット作を吊り上げられるんじゃないか？と思ってしまう。
いや、70代でもう1本ヒットさせても、驚異的な
漫画家になってしまうんだがね。
わしが実は「遅咲きじじい」だったという可能性は
大いにある。
わしの読者たちは、わしが90代でヒットさせた漫画を
読むことが出来るだろうか？
40代の読者だって、あと20年経てば60代である。
どうか長生きして、わしの新作を見てね。
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
